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エッチ小話

2023/4/17

【創作小説】風見鶏【最終話】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.20】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 彼は来なかった 彼がいると思って、行った待ち合わせ場所。彼には会えなかった。それはなぜか。それは、この待ち合わせが嘘の待ち合わせだから。 彼が来なかった代わりに、彼の元奥さんであるミサキが来た。それはなぜか。それは、この待ち合わせがミサキの思惑によって作った噓の待ち合わせだからだ。 彼がいないのに、彼との逃亡に備えた荷物を抱えている私はお馬鹿さんに思える。 そして、ミサキも私のことを馬鹿にしている。それが痛いくらいわ ...

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エッセイ・小説

2023/4/17

【創作小説】風見鶏【vol.20】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.19】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 逃げよう なかなか会えないタクミ、それでも私に対して「一緒に逃げよう」と提案してくる。 タクミは私のことを愛しているのだろうか、彼の気持ちが全く見えない。それも、ここ数カ月くらいは彼の気持ちが見えないのではなく、彼が別人になったようにさえ、見えた。 それでも、彼の提案は非常に魅力的だ。そろそろ、夫との関係も清算しようかと思い始めていたため、彼の提案に乗るつもりだ。 次の週末、離婚届けを置いて家を出たいとタクミに言う。 ...

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エッセイ・小説

2023/3/5

【創作小説】風見鶏【vol.19】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.18】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 疑惑 ミサキは、私がSNSで「今ここにいます」と言った場所にすぐに訪れる。 「偶然!」と驚いて見せる彼女の仕草はなぜか不自然だ。 一体、彼女は私の居場所を突き当てるんだろう…。私のSNSを見ているからだと思えるようになってしまう。 だからといって、誰もが見ることができるSNSを見たことを咎めることなどできない。 でも、どうして見ているのか、そしてどうして私を追うのだろう。そして、そして・・・ミサキの行動を疑うといろい ...

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エッセイ・小説

2023/3/5

【創作小説】風見鶏【vol.18】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.17】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 なかなか会えない ミサキとの邂逅があった週が明けたが、タクミはずっと「会えない」といったメッセージを送ってくるばかりだった。 私は物分かりがいい女風に「了解、忙しいのにメッセージしてごめんね」などばかり言ってしまう。 だが、その反面ではどうして会えないか不安な気持ちがあった。 もちろん、彼が会えない理由は仕事だろう。しかし、ミサキとの決着が付かなくて会うことを控えようとしているのかもしれない。 ミサキはこの間、私と会 ...

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恋愛

2023/3/16

生理中のデートの素敵な過ごし方とは?二人が快適で楽しむコツ

生理は待ってくれません。デートの予定がある時も、生理が急に始まってしまい、困ってしまうことも多いものです。 では、デートの日に生理が始まった場合、どのように過ごせば良いでしょうか。 生理が始まったからとデートをキャンセルするのはもったいないものです。 生理があっても楽しく過ごせるコツを駆使して、デートを楽しみましょう。 生理中のデート服はどうする? 生理の時にはデートもできますが、デート服を選んでおくことが必要です。 生理でも気にならない、素敵なデート服を選びましょう。 色やデザインを考慮する 経血の漏れ ...

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2023/4/17

【創作小説】風見鶏【最終話】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.20】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 彼は来なかった 彼がいると思って、行った待ち合わせ場所。彼には会えなかった。それはなぜか。それは、この待ち合わせが嘘の待ち合わせだから。 彼が来なかった代わりに、彼の元奥さんであるミサキが来た。それはなぜか。それは、この待ち合わせがミサキの思惑によって作った噓の待ち合わせだからだ。 彼がいないのに、彼との逃亡に備えた荷物を抱えている私はお馬鹿さんに思える。 そして、ミサキも私のことを馬鹿にしている。それが痛いくらいわ ...

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エッセイ・小説

2023/4/17

【創作小説】風見鶏【vol.20】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.19】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 逃げよう なかなか会えないタクミ、それでも私に対して「一緒に逃げよう」と提案してくる。 タクミは私のことを愛しているのだろうか、彼の気持ちが全く見えない。それも、ここ数カ月くらいは彼の気持ちが見えないのではなく、彼が別人になったようにさえ、見えた。 それでも、彼の提案は非常に魅力的だ。そろそろ、夫との関係も清算しようかと思い始めていたため、彼の提案に乗るつもりだ。 次の週末、離婚届けを置いて家を出たいとタクミに言う。 ...

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2023/3/5

【創作小説】風見鶏【vol.19】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.18】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 疑惑 ミサキは、私がSNSで「今ここにいます」と言った場所にすぐに訪れる。 「偶然!」と驚いて見せる彼女の仕草はなぜか不自然だ。 一体、彼女は私の居場所を突き当てるんだろう…。私のSNSを見ているからだと思えるようになってしまう。 だからといって、誰もが見ることができるSNSを見たことを咎めることなどできない。 でも、どうして見ているのか、そしてどうして私を追うのだろう。そして、そして・・・ミサキの行動を疑うといろい ...

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2023/3/5

【創作小説】風見鶏【vol.18】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.17】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 なかなか会えない ミサキとの邂逅があった週が明けたが、タクミはずっと「会えない」といったメッセージを送ってくるばかりだった。 私は物分かりがいい女風に「了解、忙しいのにメッセージしてごめんね」などばかり言ってしまう。 だが、その反面ではどうして会えないか不安な気持ちがあった。 もちろん、彼が会えない理由は仕事だろう。しかし、ミサキとの決着が付かなくて会うことを控えようとしているのかもしれない。 ミサキはこの間、私と会 ...

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エッセイ・小説

2022/1/21

【創作小説】風見鶏【vol.17】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.16】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 再会 鬱々と彼からの連絡を待つ日が続いていたが、それにも飽き、日常を取り戻したかのような日々が続く。 将来の不安と空虚な夫との生活、前に進もうにも秘密裏に行わなければならず、思うようにいかない。 しかし、一度決めたことだからと揺るがず、離婚のためにできることをしようと奮闘していた。 今日は、珍しく夫が在宅勤務ではなく出社することになったため、町へ出るチャンスだった。 夫が家を出たのを確認してから、身支度を整える。 不 ...

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エッチ小話

2021/9/30

男性の射精とオーガズムの神秘に迫る!ドライオーガズムの謎も解説

女性の皆さんにとって、男性のオーガズム、つまりセックスでの気持ち良さは謎に包まれています。 ピストン運動や射精など、女性の気持ち良さやオーガズムとは違った様子を見せる男性のセックス。 男性はセックスや射精の間、どんなことを感じているのでしょうか? アオイ男性ってセックスの時に射精するから、なんだか「気持ち良さそう!」って感じするね アカネでも、男性より女性の方が気持ちいいって聞くけど・・・ホントかな? 男性のオーガズムについて 男性のオーガズムには2種類あり、一つは比較的一般的である射精を伴うオーガズムで ...

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エッセイ・小説

2021/10/14

【創作小説】風見鶏【vol.16】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.15】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 かごの中から あれを間違いだったと、振り返って、思ったのだろうか? それとも、彼の身に何かが起こったのか。 やっと会えたのに。そして、新しい一歩を踏み出せそうだったのに。 タクミはあの日以来、何の連絡もしてこなかった。 彼から預かったままの携帯電話。 夫の目には触れないように慎重に持っているため、いざ電話が来てもすぐには取れないだろう。 そのため、SNSを通して連絡することにしていた。 一日一回は必ず、メッセージの有 ...

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エッセイ・小説

2021/9/26

【創作小説】風見鶏【vol.15】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.14】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 嵐の後 施錠されていたドアを開けると、そこには見慣れた靴があった。 やはり夫は帰宅しているらしい。 そっと靴を整えるふりをして、靴のぬくもりを確かめる。 ほのかに鼻をつく汗臭さとじんわり残る温かみ。 うん、まだ帰宅して間もないらしい。 きっと「帰れない」というメールの後で事情が変わったのだろう。 「ただいま、あなた帰っているの?」 できるだけ平静を装いつつも、突然の帰宅には驚いているような微妙な声色になっただろうか? ...

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エッセイ・小説

2021/8/28

【創作小説】風見鶏【vol.14】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.13】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 迷い すっかり日は落ちて、あたりは薄暗くなっていた。 何もなかったかのように、家路についた私。 彼もまた、落ち着きを取り戻し、彼の日常へと帰っていった。 ただし、これまでとは違う。 私は彼の本当の名を知っているし、彼も私の名を知っている。 いつでも呼び合い、手を触れることもできる。 夫から受け取ったスマートフォンでの連絡は避け、当面は彼から借りた電話を使うことになった。 彼、タクミは私との待ち合わせの前に、会社から一 ...

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エッセイ・小説

2021/8/20

【創作小説】風見鶏【vol.13】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.12】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 たゆたう思い 何も具体的なことを口にできないまま、私たちは立ち上がり、当てもなく街を歩きまわった。 大きな街に、たった二人の孤独な影。 すれ違う人は二人をカップルのように見ただろうか。 それにしては何か重荷を抱えたような深刻な顔つきに、少し訝しさを感じながら。 もしくは道をたずね、それを教えている無関係の二人か。 二人の間に横たわるほんの少しのよそよそしさ、ぎこちなさは、私を緊張させながらも、嫌な気はしないものだった ...

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エッセイ・小説

2021/7/19

【創作小説】風見鶏【vol.12】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.11】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 邂逅 いつもの最寄り駅が、まるで違った世界に見える。 駅は出入口だ。 誰かをそこから連れ去ることもできるし、誰かを呼び寄せることもできる。 そして、いつも移動する人でいっぱいだ。 決してとどまることはできない。 私は、駅前の雑踏の中、彼の到着を待つ。 程よく雑踏に紛れながら、いまだに迷いを抱えていた。 彼に会ったとして、そこからどうなるんだろう? 結局は、その場限りの気休めに過ぎない。 では、なぜ私はここで彼を待つ。 ...

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エッセイ・小説

2021/7/19

【創作小説】風見鶏【vol.11】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.10】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 破られた凪 夫が在宅勤務を始めて、1週間が過ぎた。 私のスマホを叩き壊してからずっと、私は夫に恐怖を感じている。 思いがけず彼の狂気を見たからか、声をかけられるたびに体が固まった。 「今日は、一緒に買い物に行こうか」 「コーヒーを入れてあげるよ」 仲良く過ごそうとしているような台詞、気遣いを感じさせるような台詞。 しかし、その目には光がなく、表情は面のように乾いていた。 そこに貼りついた笑顔という薄皮を思い切って剥い ...

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エッセイ・小説

2021/7/10

【創作小説】風見鶏【vol.10】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.9】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 凪 数日後、突然夫から「しばらくの間、自宅で仕事をすることになった」と言われた。 その宣告はつまり、私は自宅で気ままに過ごせなくなることを意味している。 最近、夫は苛立っており、私の一挙手一投足を監視するようになっていた。 おそらく私が何かに気を取られ、彼をないがしろにしていることを感じ取っているのだろう。 私は夫の前でSNSにうつつを抜かしたり、家事の手を抜いたりしたことはなかった。 しかし、私に何らかの変化を感じ取 ...

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エッセイ・小説

2021/7/10

【創作小説】風見鶏【vol.9】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.8】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 ざわつく心 まさかの出会いだった。 そして、まさかの告白だった。 親友のミサキは、私がほのかに恋ごころを寄せていた人と結婚していた。 そう、「していた」過去形だ。 まさか、離婚していたとは。 数日間、私の心は乱れ、どのように毎日を過ごしていたのか記憶もあいまいなほどだった。 夫の話を漠然と聞き流し、一人になるとため息をつく日々。 SNSの友人たちとのやり取りも色を失っていた。 タクミからの連絡にも通り一遍の返答を返し、 ...

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エッチ小話

2021/7/8

薬指の長い男性はセクシーに見える?ホルモンと薬指・人差し指の関係とは

ギターを弾く男性の指使い、ハサミを自在にあやつるイケメン美容師の指先・・・魅力を感じたことはありませんか? 指の長い男性、指がキレイな男性、指使いが繊細な男性って、セクシーに見えますよね。 実は、手の指の中でも薬指の長さは男性の魅力にちょっとした関わりがあるようです。 「薬指が長い人は男性的で、人差し指が長い人は女性的」そんなウワサについてお話しましょう。 アオイうん、薬指の方が人指し指より長いと、男性っぽいって聞いたことある! 実際に指の長さとどんな関わりがあるのか、知っておきましょう!アカネ 薬指と人 ...

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エッセイ・小説

2021/7/4

【創作小説】風見鶏【vol.8】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.7】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 懐かしい風 街へ出た。 私のルーティンはほとんど毎日変わらない。 昼前に駅前の商店街やスーパーをのぞき、気が向くと目についたカフェでお茶を飲む。 頼むものはコーヒーセットかランチ。 ものすごくおいしいわけではないが、一人で過ごす空間が好きだった。 思えば、独身の頃から、こうして一人でコーヒーショップへ行き、気に入った本とコーヒーで過ごす時間を楽しんでいたものだ。 今も残っている習慣、好み。 だんだんと夫の好みや習慣に合 ...

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エッセイ・小説

2021/7/7

【創作小説】風見鶏【vol.7】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.6】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 過去から来た人 私は、SNSで偶然知り合ったタクミが現実でも知り合いである可能性にとらわれていた。 今の私にとっては、夫との生活の空しさや息苦しさなどの現実から逃れるための息抜きにすぎなかったはずなのに。 笑みを含んだその声に、ふと見せる聡明な言葉に、ほのかに漂わせる親しみに、私は夢中になっている。 新しいコミュニティの中で出会った人、過去の私を知らない人。 そんな彼に対し、私も新しい自分として接することができた。 花 ...

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エッセイ・小説

2021/7/4

【創作小説】風見鶏【vol.6】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.5】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 超えられぬ線 夫との生活が辛くなるにつれて、私はタクミとの関係を大切に思うようになっていった。 しかし、そうは言っても顔も見たことのない関係。 しかも、私は既婚者であることを隠し、向こうだって本当はどんな人で何をしているか分からない関係。 それでもいい、それでも私をいたわるような優しい言葉やほんの少しドキドキするような褒め言葉が大切だった。 そのうち私は、一度タクミに会ってみたいと思うようになっていった。 「タクミくん ...

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エッセイ・小説

2021/6/24

【創作小説】風見鶏【vol.5】

前話→【創作小説】風見鶏【vol.4】 初めから読む→【創作小説】風見鶏【vol.1】 耐える日々 日々の生活が嫌いだ。 この家が、ソファーが嫌いだ。 おそらく、夫のことも嫌い。 いや、むしろ夫を嫌いになったことから、この家を憎むようになったのかもしれない。 夫の孝弘は、私がSNSでタクミという若い男性とやり取りをしていることを知らない。 タクミは顔も知らない人だが、私の気持ちに寄り添った会話をしてくれる。 私たちは誰も知らないところで二人、ひそかに距離を縮めていった。 しかし、何らかの変化を感じているの ...

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エッセイ・小説

2021/6/6

【創作小説】風見鶏【vol.4】

秘密の花園 SNSで知り合った彼は、「タクミ」と名乗った。 私は彼を「タクミくん」と呼び、彼は私を「アカネさん」と呼んだ。 お互いに敬語を使い、丁寧に会話をする。 文字による会話は相手に誤解を与えないように、ちょっとだけ緊張感がある。 一つのメッセージを作るのに10分ほど悩むこともある。 でも、こんな緊張感も楽しいのだ。 夫との退屈な会話、夫婦なのに事務的で味気なく、ウィットも安らぎもいたわりもない会話。 そんな日常に慣れていたから、タクミとの会話は刺激的でみずみずしく、毎日に彩りを添えてくれた。 そして ...

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